ソーラーサーキットのお話

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練馬区田柄M様からのお手紙

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主人や子供達が、帰宅した瞬間「涼しいね」とニコリ。その笑顔が楽しみ。

~夏編~

ソーラーサーキットに住み始めて、早1年3ヶ月が経ち、2回目の夏を迎えました。
昨年の夏は冷夏だったので、ソーラーサーキットの住み心地を体験出来なかったのでは?と思うなかれ、ちがう一面で、また惚れ直してしまいました。

というのは、雨が多かったにもかかわらず、家の中はいつも爽やかで、室内干しをしている洗濯物の乾きが、とても早いのです。これはやはり、部屋の中や壁の中で、空気が動いているお陰なのですね。

結露?その存在すら忘れていました。

今年の夏はまさに猛暑のようです。こんな時は、とにかく外気を家の中に入れない様、窓(断熱ペアガラス)を閉めておくのが一番です。閉め切っていても、換気は十分出来ているので、ムッとする様な圧迫感はなく、むしろ高原の空気が家全体に流れている様です。エアコンは、2階リビングにある一台を点けるだけで、家全体を冷やす事が出来ます。また、冷めにくいので、昼間一人で居るときは、ほとんど消したままです。(私は暑さには強い方かもしれませんが・・・)さすがに、夜、家族4人が集まると熱源が増えるため、寝るまでの間エアコンをつけます。

主人も子供達も、帰宅して玄関を開けた途端「やっぱり涼しいね」とニヤッとします。
その顔を見るのが、私の楽しみにもなりました

~冬編~

電気代が以前より2,3割減っていました。

我が家は、以前から石油ストーブは使わない主義でしたので、 冬の暖房は、すべて電気(エアコン・ホットカーペット等)でまかなっていました。ですから冬の光熱費は大変な負担になっていました。 実はソーラーサーキットを採用した理由も、冬に安く暖かく暮らしたい、という思いからだったのです。 しかし、新居は、屋根裏まで吹き抜けているリビングを持つ開放的な間取り! 暖房の効きが悪いんじゃないかしらと、とても不安でした。

冷え性の私は、主にPTCの電気床暖房を使用し、エアコンは補助としていました。二階はそれだけで、十分でした。 さすがに、一階はそれだけでは暖まらないので、娘が一階でピアノの練習をする時などは、遠赤外線電気ヒーターを使用しました。 蓄熱式暖房機クレダがあれば、もっと一階は快適になっていたのでは?(我が家は、設置場所が取れずにあきらめたのでした。)

私は、毎朝起床してすぐに温度計を見るのが習慣になっていました。 グラフにはしていないものの、二階は20度、一階は10度を下回る日はありませんでした。 一見地味な数値ではありますが、これはスゴイ事なのでは?今年の冬は、一階・二階の温度差を少なくして、更に快適さを追求すべく、試行錯誤していきたいと思っています。

電気代ですが、ガスコンロからIHクッキングヒーターに変えたにもかかわらず、冬を終えて、振り返ってみますと、以前より2~3割減っていたのです!グンと快適な生活を送っているにもかかわらず、電気代が安くなっていたので、とても助かりました。

上野建築に依頼した理由

私達が家を建て替えようと思い立ってから、実際に建て始めるに至るまでに、実に2年の月日が、かかりました。 始めは、住宅展示場を巡り、大手住宅メーカーの方のお話に夢心地になり、設計から工場見学まで話がトントン進みましたが、 話が進むにつれ、あまりに融通が利かず、型にはまったものしか選択できないシステムに嫌気が差してきました。

それがどこのメーカーも同じだという事に気付き、一時は建て替えは諦めようという所まで、追い詰められてしまいました。 そんな中、主人がたまたま書店で見つけた「いい家が欲しい。/松井修三」を読み、まさに目からウロコの落ちる思いでした。そして、主人がインターネットで検索した結果、自宅から車で1~2分の上野建築さんが見つかり、早速メールで問い合わせをしました。その後は、主人も上野建築さんとすっかり意気投合し、物事が順調に進んでいきました。 出会えたのは本当に幸運でした。 本当に上野建築の皆様には、感謝しております。

少し歯の浮く様な話になってしまいましたが、この喜びを、もっと沢山の人に味わって頂きたいというのが、私達の本心であります。
まだまだ、書き足りない事はいっぱいありますが、実際に住んでみて、体感してみるのが一番だと思います。

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